「なぜそれ買うの?」厚切りジェイソンに学ぶ!心を豊かにする究極の節約術と3つの投資哲学

節約術

【クロネコ主任より】

もし今、あなたが「節約はつらい」「投資に回すお金がない」と感じているなら、その原因は「節約のやり方」にあります。

投資を成功させるための最初のハードルは、銘柄選びでも、相場の予測でもありません。それは、「いかに投資に回せるお金(入金力)を増やせるか」、そして「いかに投資を長く続けられるか」という、極めてシンプルな土台づくりです。

この土台づくりの核となるのが、「節約」です。

しかし、多くの人は節約を「我慢」や「ケチ」と捉えてしまい、長続きしません。

今回、私が自身の資産形成にも取り入れ、「心を豊かにしながらお金を増やす」という矛盾を解消してくれたのが、お笑い芸人でありIT企業の役員、そして著名な投資家である厚切りジェイソンさんの節約術と投資哲学です。ジェイソンさんの考え方は、単なるテクニックではなく、「自分の人生にとって何が本当に価値があるか」を深く問い直す、本質的な手法です。

この記事では、厚切りジェイソンさんの哲学から、無理なく、むしろ楽しく投資資金を生み出す究極の節約術と、そのお金を最大限に活かすための投資の哲学を、クロネコ主任の臨床心理士としての視点を交えて徹底解説します。


1. 究極の問い:「なぜそれ買うの?」に隠された哲学

厚切りジェイソンさんの節約術は、「無駄なものは一切買わない」というシンプルな行動の裏に、深い人生哲学が隠されています。それは、お金=あなたの時間という等式です。

1-1. 節約の本質:お金の価値を「労働時間」で考える

ジェイソンさんが、何かを買うときに「Why Japanese People!?(なぜそれ買うの?)」と問いかけるのは、その消費が「自分が費やした時間と交換するに値する価値があるか」を問い直しているからです。

多くの人はお金を抽象的な数字で見ていますが、ジェイソンさんはお金を「労働時間」という実体に変換して考えます。

【具体例で考える「時間の交換」】

あなたの時給が仮に2,000円だとしましょう。

  • コンビニのカフェラテ(250円):この1杯を飲むために、あなたは7.5分間(0.125時間)働いたことになります。
  • 新作ゲームソフト(9,000円):このソフトを買うために、あなたは4.5時間働いたことになります。

この7.5分や4.5時間を、缶コーヒーやゲームソフトと交換することに、あなたは本当に心から納得できていますか?

この思考を習慣化するだけで、「なんとなく買う」「惰性で買う」という無意識の消費行動を意識化でき、無駄な支出が劇的に減らせます。

1-2. 節約は「引き算」ではなく「未来の自由」という名の「足し算」

ジェイソンさんの哲学は、節約を「日々の楽しみを我慢する引き算」とは捉えません。

彼は、節約して浮いたお金を投資に回す行為を、「未来の選択肢と自由を足し算している」と考えます。

  • 行動: 浮いたお金(投資資金)を貯めるごとに、「〇〇年早く仕事を辞められる」「老後の不安が〇〇%減る」という未来の自由を積み重ねていると捉えます。
  • 効果: 節約が「辛い義務」から「ワクワクする未来への投資」へと変わり、継続が可能になります。

2. 【臨床心理士の視点】なぜ私たちは無駄な「浪費」をしてしまうのか?

厚切りジェイソンさんの合理的な考え方に感銘を受けても、実際に節約が続かない人が多いのはなぜでしょうか?

それは、消費の裏には「感情」が隠れているからです。

2-1. 浪費のトリガー:「感情の穴埋め消費」

私たちは、不安、孤独、ストレスといったネガティブな感情を抱えたとき、それを手軽に埋めるために消費行動に走りがちです。

  • ストレス解消消費: 仕事で疲れたから、自分へのご褒美として高価なものを買う。
  • 社会的比較消費: SNSで見た他人の豊かな生活と自分を比べて、劣等感を埋めるためにブランド品や高級品を買う(見栄消費)。
  • 承認欲求消費: 人から「すごいね」と言われたくて、頻繁に新しいものを買う。

2-2. クロネコ主任が推奨する「感情のデトックス」

ジェイソン流の合理的節約を定着させるには、その前に「感情のデトックス」が必要です。

  • 行動1. ストレスの原因を特定する: 買い物をしたくなったとき、「今、私は何にストレスを感じているか?」「何に不安を感じているか?」を紙に書き出す
  • 行動2. 代替行動を見つける: 買い物以外の、お金がかからないストレス解消法(例:散歩、読書、瞑想、運動など)をリストアップし、実行する。

「心の穴はモノでは埋まらない」ことを理解し、感情的な消費から解放されることで、ジェイソンさんの合理的節約術がスムーズに機能するようになります。


3. クロネコ主任も実践!ジェイソン流「支出カット」の3原則

ジェイソン流の節約術は、日々の「変動費」に目を向ける前に、一度見直せば自動的に効果が持続する「固定費」のカットから始めます。

原則1:最大の効果を生む「固定費」の徹底見直し (最優先)

固定費は、毎月出ていくお金の中でも最も金額が大きく、一度見直せば永続的に効果が出る、究極の「時給アップ」戦略です。

対象項目見直しのポイント浮いたお金のインパクト
通信費キャリア(大手3社)から格安SIMへの乗り換え。不要なオプションの解約。月額5,000円〜1万円の節約は、年間6万円〜12万円の確実な投資元本になります。
生命保険「なぜそれに入るの?」を自問。本当に必要な保障(遺族、医療)のみに絞り、不要な「貯蓄型」は解約を検討。毎月1万円の保険料カットで、年間12万円を年利5%の投資に回せます。
サブスクリプション利用頻度の低い動画配信、音楽、アプリなどの自動引き落としを棚卸し。1つ1,000円でも、5つあれば月5,000円。投資の積立額に回しましょう。

【POINT】 浮いたお金は生活費に戻さず、即座に投資信託の積立額に上乗せする「自動入金力アップの仕組み」を作りましょう。

原則2:価値の低い「外食・コンビニ消費」の撤廃

外食やコンビニの利用は、ジェイソンさんにとって「最も価値の低い消費」の一つです。なぜなら、材料費の数倍のコストを、利便性(作る手間、運ぶ手間)に支払っているからです。

  • 行動: 毎日の昼食は弁当持参を習慣化する。
  • 行動: コンビニには極力近づかない。「ついで買い」は、「なんとなく買う」消費の温床です。

外食やテイクアウトを「週に一度」の楽しみに限定し、その「特別な価値」を高めることで、無理なく継続できます。

私もとにかくコンビニでは買い物をしないですね。行くのは支払いで必要な時と、メルカリを出しに行くときのみです。

原則3:見栄と流行に流される「他人軸消費」の排除

最新のiPhoneやハイブランドのバッグなど、「人からどう見られるか」を気にかけた消費は、自己満足ではない限り、浪費になりがちです。

  • 問い: 「この消費は、本当に自分を豊かにしてくれるか?」
  • 行動: 車、高級時計、ファッションなど、「生活の必需品ではない高額な買い物」について、購入前に一週間冷静に考える期間を設けましょう。

💡 この記事の内容をさらに深く知るには?

厚切りジェイソンさんの節約・投資哲学は、今回解説した内容以外にも、「人生観」や「FIREへの具体的な道筋」が詰まっています。

「なぜ、彼が日本で成功しながらも、合理的に生きる道を選んだのか?」その真髄を知りたい方は、ぜひ彼のベストセラー書籍を手にとって読んでみてください。

これこそが、あなたの人生を変える最高の自己投資になるはずです。

↓続編です


4. 節約したお金を最大限に活かす「投資の3哲学」

節約は単なる手段であり、目的は「未来の自由」です。節約で生まれた貴重な投資資金を、ジェイソンさんはどのように運用することを推奨しているのでしょうか。

哲学1. 「投資は早く始めるべき」:複利の力がすべて

投資で最も大きなリターンを生むのは「時間」です。

  • 複利の力: 投資で得た利益を再投資することで、利息が利息を生み、雪だるま式に資産が増える現象です。
  • ジェイソンさんの結論: この複利の恩恵を最大限に受けるためには、「若いうちから、少額でも良いので、できるだけ早く」始めることが、後から大金を用意するよりも遥かに重要です。
  • 行動: 節約で生まれたお金は、「即座に新NISAなどの非課税枠へ」組み込み、時間という最大の武器を味方につけましょう。

哲学2. 「高配当株は無意味」:税金の非効率性を避ける

一部の投資家が好む「高配当株」や「配当金生活」について、ジェイソンさんは非効率だと一刀両断します。

  • 高配当の非効率性: 配当金を受け取ると、その時点で約20%の税金が引かれます。残った約80%を自分で再投資しなければなりません。
  • 推奨: 利益が自動で再投資され、かつ利益確定時まで課税されないインデックスファンドを推奨します。特に新NISAであれば、売却益も配当も非課税となり、複利の力が最大化されます。

哲学3. 「投資は放置でOK」:市場平均という確実性

ジェイソンさんの投資スタイルは、極めてシンプルです。それは、「個別株の売買に時間をかけるのではなく、世界経済の成長という最も確実なものに賭ける」というものです。

  • 行動: 全世界株式(オルカン)やS&P500などの低コストなインデックスファンドに、毎月積立設定を行い、あとは放置します。
  • 理由: 投資のプロでも市場平均に勝ち続けることはほぼ不可能であり、素人が値動きに一喜一憂したり、個別株を選定したりする時間は、無駄な労働時間だと考えます。

5. 結び:心を豊かにする「合理的な選択」を

厚切りジェイソンさんの節約術は、人生における優先順位を明確にする作業です。

  • 価値のない消費(浪費)を減らし、
  • 本当に価値のあるもの(投資、経験、健康)に時間とお金を集中させる。

この合理的な節約術と、放置できる投資哲学を組み合わせることで、あなたの入金力は確実に上がり、資産は複利の力で安定的に成長していきます。

「なぜそれ買うの?」—この問いを習慣化し、未来の自由を手に入れるための行動を、今日から始めていきましょう。